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知っている? -葬儀費用- その2
産経新聞 2008年3月11日

最近、都会を中心に、火葬のみで済ませる「直葬」という別れの形をとる人がいる。本人がそれを望む場合もある。「ある意味、潔いとも言えるが、故人をしのび、家族が悲しみを共有するためのふさわしい時間や空間をいかにとるかが問題」(高見信光エポック・ジャパン社長)。
直葬ほど突出した方ではなくても、多額の費用をかけずこぢんまりとした葬儀を希望する人は5割強におよぶ(平成14年、東京都生活文化局調べ、グラフ)。こうしたニーズを受けて、式前・式中のあいさつをはじめ儀礼に振り回されることなく、故人との最期の別れに心や費用を向けられる「家族葬」という形態も除々に広がりつつある。
公正取引委員会の調べによると、葬儀でもっとも費用がかかるのは、料理・飲料物と返礼品。生花・供物、火葬料がこれに続く。会葬者が増えるに従い、豪華な祭壇を選ぶ傾向にある。会葬者の少ない家族葬の費用は、旧来型葬儀費用の約半分という。しかし、葬儀形態が固まっていないと、訃報が家族以外に知らされた途端に葬儀の規模が意図に反して広がってしまうケースもある。
やはり、葬儀形態については、事前のコンセンサス(意見の一致)が必要になる。


