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大手・ライバルの足元をすくえ!ニッチ分野で一人勝ちの研究(ビジネスチャンス)

ビジネスチャンス 2007年5月

逆境だからこそ見えた新市場

大手対抗のために編み出した低コスト葬儀モデルで急拡大

大手進出という逆境をバネにビジネスモデルを構築したのがエポック・ジャパン(東京都港区/年商20億9800万円)の高見信光社長だ。
同社は家族葬サービス「ファミーユ」をFC展開。家族葬とは基本的に一般会葬者を呼ばず、家族だけで故人を見送る形式の小規模な葬儀の事を指す。
家族葬という身内だけで故人をゆっくりと送る葬儀スタイルと料金明示の姿勢が消費者の指示を得て、同社は成長。
現在直営店舗、FC加盟店舗合わせて全国63拠点で事業を展開している。
高見社長が家業である葬儀会社の経営に参入した時、売上・利益共に下降に一途を辿っていた。大手の進出がその原因だった。
「それまで葬儀会社は地域の人間関係を強みに受注を受けるものというのが基本的な考え方でした。しかし、それがまったく通用しなかった」
最初は他社との差別化を計ろうと祭壇の種類を増やしたりしたが、固定費が増えただけだった。次に言ったのがコストカットだった。葬儀は季節によって注文がぶれる。受注が多い季節に合わせて正社員を採用していくのが業界のセオリーだった。しかし、同氏は葬儀の運営をマニュアル化。パートで対応できる作業尾を増やすことで正社員の比率を下げていった。

「葬儀の運営は肉体労働が多い。それを見直して正社員は遺族との折衝打だけに週中有できるようにしたのです。さらに関わる人数が少なくて効率化しやすいように料金プランを五つに絞り、値段も40~120万円で行える小規模な葬儀に特価しました。」

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